労務管理とは何か。

会社の経営活動とは、「人」「モノ」「金」「情報」を調達して運用することによって目標を達成する成果を生み出し発展していくことを言います。
この４大要素の中で社会保険労務士として一番かかわりが深いのは「人」に関すること、いわゆる労務管理になります。
では、具体的にはどういったようなことをする必要があるのでしょうか？
たとえば、

• 従業員に目標を与え、その目標に向かって努力できる環境づくり
• 労働者のメンタル面のサポート
• 人材の教育
• 組織の活性化
• 福利厚生の充実など

実に幅広いサポートが必要になります。したがって、社内の方と連携を取りながら、一緒に労務管理を進めていくことになります。

コンプライアンスの側面から進めていく場合は、本来実施していなければいけない事項ができているかの確認からになります。
例えば

• 労働者名簿の作成状況
• 社員一覧表（住所、電話番号、緊急連絡先等の作成状況）
• 組織図の作成状況
• 緊急連絡網の作成状況
• 雇用契約書の作成状況
• ３６協定の作成提出状況
• 健康診断実施状況
• 適正なシフト管理、予定と実績の確認
• 残業、休日出勤状況
• 残業、休日出勤手当の支払状況
• セクハラ・パワハラ
• 解雇問題
• 問題社員対策
• SNS対策

企業の「人」に関する問題は、労働時間、人事異動、懲戒処分、賃金、服務規律等多岐に渡ります。そういった「人」に関する問題を未然に防ぐために、人事、労務の専門家としてサポートしていきます。

具体的にはどういった労務トラブルがあるか

• 何度もいろいろな方法で指導しているのに、単純ミスを繰り返し直さない。いくらいっても言うことを聞かない社員がいる。
• 最近元気がなく、明らかに仕事を抱え込んでいるメンタルヘルスが心配な社員がいる。しかし「大丈夫か？」といっても、「大丈夫」と言う。
• 「未払い残業」が問題になっているけど、歩合制の仕事はそもそも残業代を払わなくていいのではないか？
• 仕事をよくしてくれるのはいいが勝手に休日に出勤する社員がいる。これって大丈夫？

普段何気に感じること、気になることをそのままにせず、是非井上社会保険労務士事務所に御相談下さい。
事業主様は一人で抱え込まないでください。
最善の解決策、防止策をご提案致します。