ここ数年、労使関係をめぐる環境が厳しく変化しています。労働者の権利意識が強くなり、未払い残業代や退職をめぐって会社と争うケースがふえているのです。
また、労働者がうつ病や適応障害などのメンタルヘルス不調を患うケースが急増していますが、会社が十分対応できていない例も目立ちます。
このような労使トラブルを未然に防ぎ、仮にトラブルが起きたとしても速やかに解決するために、就業規則がより重要になっています。
しかし、いざ就業規則を整備しようとしても、どうすればよいか分からない経営者がほとんどでしょう。生半可な知識で就業規則を作成することには大きな危険が伴います。
例えば、インターネット上で出回る就業規則のサンプルをそのまま使ったり、自己流でアレンジしたりすると、かえって会社を不利な立場に追い込んでしまうことがあります。このような就業規則は中小企業を守る視点で作成されているわけではないからです。
一方で、十分な知識のもとに、一語一句を吟味して作成した就業規則は、会社を守るための強力な武器になります。
就業規則を整備することによって、会社が守られ、結果的に会社で働く従業員の生活が守られるのです。
就業規則の作成・相談は是非、当事務所にお任せ下さい。
